私は重い

「体重の重たい私はボルダリングにおいて不利だ」
これは紛れもない事実で体重は軽ければ軽いほどボルダリングでは有利になる。
「ならばボルダリングでダイエットしよう!」
そう考えるのはやめておいた方がいい、いくらボルダリングをしたってやせることはない。
「じゃあ重たいヤツはボルダリングをやめたほうがいいのか?」
「否、体重が軽かろうが重かろうがボルダリングが楽しいなら続けるべきだ」
今回は体重が重い私がボルダリングを5年近く続けて感じたことを紹介していこう。
ちなみに私の体系を説明すると
ポイント
- 身長169cm
- 体重82kg
- BMI指数28.71(肥満1度)標準は22で私の身長では62.83kgとなる。
まぁ痩せてはいない、しいて言うならプロレスラー体系、ゴリマッチョ系だと自分では思っている。
体重が重い私がボルダリングを続けて思うこと一覧
- 筋肉が付く(特に前腕と広背筋)
- すぐに前腕がパンプ(疲れる)する
- 体格がムーブの邪魔をする
- 全然ダイエットにならない
- ボルダリングを始めて5年近く経ったが未だに4級程度
- 姿勢が良くなった。
- 面白いから飽きを感じることがない
筋肉がつく(体がゴツくなる)


ボルダリング選手を見ればわかるがみんな筋肉ムキムキ細マッチョだ。
特に私の場合は重たい体重を支えるために筋肉に強い負荷がかかっているのか前腕がやけにでかくなってポパイ一歩手前状態、どちらかというとゴリマッチョ系だ。
私の経験からボルダリングは筋トレとして十分に成立する。
「ムキムキゴリマッチョになりたーい!」
そう思うならばトレーニングジムに行くべきだが、
「モテモテ細マッチョがいーのっ!」
って人はボルダリングジムに通うべき。
因みにもともとゴリマッチョ系の人はいくらボルダリングをしたって前腕の太いゴリマッチョにしかならないのであしからず。
すぐに腕がパンプしてしまう。(疲れるの意味)
私の重たいからだを腕の力で支えなくてはならないので5本も登れば腕がかなりいい感じにパンプしてしまう。
ボルダリング上級者はまず初めにアップとして簡単な課題を何本かこなしてから目標としている課題に挑戦しているが、
「ヘビー級クライマーたちにそんな余裕はないんだ!」
私に残された目標課題に挑戦できるチャンスは最初の三本まで。
この貴重な三本を無駄するともう前腕がパンプして使い物にならなくなり、その日は目標課題に挑戦できなくなってしまう。
体格、体重のせいでムーブが制限されてしまう
体重だけが不利になるわけではない。
体重の重いヤツは大抵体もデカい。
体デカいというのは「身長が高い」ってことを言いたいわけではなく「体のパーツがデカい」ということだ。
体がデカいとムーブの邪魔でしかない。
まずはホールドを横から引っ張るように掴む”レイバック”だが壁に体を寄せたいのに肩幅が邪魔で壁から離れてしまう。
そして腕をクロスしてホールドを取りに行く”クロスムーブ”、胸筋が邪魔をしてクロスしても全然届かない。(怒)
小さなホールドにトゥー(つま先)で立ちたいのに足の指が体重を支えきれない。
まぁ練習次第である程度は克服できるとは思うが自分が苦しいと感じるムーブを軽々とやってる人を見ると悔しい。
全然ダイエットにならない

ボルダリングを始めてかれこれ5年程たつが一向に痩せる気配がない。
体は以前より引き締まってきてはいるが体重は全然変わらないのだ。
結論を言うと「ボルダリングは筋トレにはなるがダイエットにはならない」
「はぁ?ボルダリング上手い人たちみんな痩せてるじゃん何言ってんのお前?」
そう思うのも無理はないが彼らはボルダリングだけを頑張ってるんじゃない。
ボルダリング上級者は間違いなく食事や生活習慣にかなり気を付けている。
ボルダリングは体重が5キロ軽くなればグレードが1つ上がると言われているほど体重が重要なスポーツなのだ。
だから上級者たちはみんな飲み過ぎ食べ過ぎに注意し、時には3時のオヤツを我慢することもあるだろう。朝ご飯をプロテインで済ます日もあるだろう。
そうやって辛い試練を乗り越えた者たちだけがボルダリング上級者になれるのだ。
ちなみにこれは私の推測でボルダリングが上手な人たちに聞いて回った訳ではないので真実なのか確かめたい人は直接近くのジムの上手い人に聞いてみてね。
-
-
糖質制限を成功させるために必要な知識
最近何かと話題の糖質制限。 糖質を取らなければ痩せるダイエット方法で多くの人は名前くらい知っているはず。 私ワットソンは今年の5月からすでに約7キロの減量に成 ...
続きを見る

-
-
ダイエットに必要なのは方法ではなく目的である【実体験】
ワットソンいつまでも20代でいたい男ワットソンです つい先日、私の勤める職場で健康診断があった。 多くの愚かな人々は健康診断近づくにつれアルコー ...
続きを見る
ボルダリング歴5年だがいまだに4級程度
ボルダリング4級と聞いてみんなどう思うだろう。
おそらくボルダリング初心者なら「4級できるなら凄くない?」と思う人もいるかもしれない。
確かにボルダリング初心者がいきなり4級を登ったのは見たことがない。
だが私は5年間もボルダリングをしているのだ。
多少は私も上達したが、私より後に始めた人達はすでに2級3級に挑戦している。
個人のセンスやボルダリングに週何回行ってるかによって上達のスピードは変わると思うが、2級を登ってる人で私よりガタイのいい人を見たことがない。
まぁ上達スピードは遅いのは紛れもない事実なので仕方ないのだが、それでも少しづつだが自身の上達を実感できてはいるので楽しくボルダリングを続けられてる。
楽しみ方は人それぞれだ。
姿勢が良くなった。これはガチ
ボルダリングを始める前と比べると間違いなく姿勢が良くなった。
以前は猫背ぎみだった私だが、今では背筋が伸びている。
ボルダリングは体全身の筋肉を使うスポーツなのでバランス良く筋肉が鍛えれられ姿勢も良くなり、スタイルも良くなっているはずだ。
そんな私も今では筋肉ムキムキ、頭脳明晰、顔はK-POPアイドル激似に、身長も高くなり女の子からはモテモテ。※この物語はフィクションです。
冗談はさておき、体重は別の方法でダイエットするしかないが、スタイルは間違いなく良くなるので
「今シーズンの夏の海ではライバルたちに差をつけて気になるあの子のハートを掴むっ!」そんな野望を抱いている人は今すぐボルダリングをトレーニングメニューに含めるべき。
そして除毛クリームで全身のムダ毛を取り去らうんだ!
仕上げに海では常に腹筋に力を入れてけば...
「夏は君を輝かせるためにやってくる」

ボルダリングが面白過ぎて飽きることがない

これまで体重の重い私がボルダリングを続けて感じたことを紹介してきたが、体重が重いのは不利ってことは十分に分かってもらえたはずだ。
周りの人たちが自分より上手くなっていくのを見てるのもかなり悔しい。
じゃあなぜボルダリングを続けることができるのか?
それは7級だろうが4級だろうが課題をクリアできた時の達成感は一緒だからだ。
どんなグレードだろうが自分のができるギリギリの課題は登り切った時メチャ嬉しい。
これからボルダリングを始める人も、伸び悩んでつまらなくなっている人も初心に戻ってこの気持ちを思い出してほしい。
他人と比べる気持ちがなくなった時、新たなボルダリングの面白さを見つけられるはずだ。